“令和6年度長崎県福祉のまちづくり賞”受賞のお知らせ「COMMO」

いつも白山陶器の製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
この度、白山陶器が製造する「COMMO -コモ-」シリーズは、長崎県と長崎県福祉のまちづくり推進協議会が主催する “令和6年度長崎県福祉のまちづくり賞”を受賞し、表彰式が2025年2月27日に長崎県庁でとりおこなわれました。

“長崎県福祉のまちづくり賞”とは、製品部門は[高齢者や障害者等すべての人の自立支援や介護等の負担軽減を図る等の福祉のまちづくりに寄与する福祉製品]、長崎県波佐見町に推薦いただき受賞の栄誉を賜ることとなりました。今回の受賞を機に、更にお見知りおきいただき今後もご愛用いただけますとありがたく存じます。

【受賞概要】
「だれもが使いやすく、快適に食事が楽しめる事」を考えた食器です。
小さな子供、高齢者及び身体の不自由な方が食事がしやすくなるよう、「すくう」という動作を誘導し、やさしくサポートするフォルムとなっており、食卓で楽しい食事の時間を共有できることを重視したデザインやコンセプトとなっている点が評価されました。

2025年2月27日に長崎県庁で表彰式がありました。

「COMMO -コモ-」シリーズは「だれもが使いやすく、快適に食事が楽しめる事」に重きを置いた磁器製の食器群で2007年に発売しました。
私たちが普段の食事のシーンで感じるちょっとした「不便」を解消するため「すくう」動作を検証し、確実に行うことができる工夫を食器の造形の中にしのび込ませました。併用するお手持ちの食器や食卓風景になじむ佇まいを実現しています。

プレート2サイズ、ボール2サイズと深皿、丼・小丼・飯碗の8アイテム展開。多様なメニューに対応するサイズと深さのラインアップ。

料理とのコントラストがつきやすく、食べ物を視認しやすい濃いブルーと白磁の2色展開。

部分的な反り返りの「弧」が、造形としても美しいデザイン。

「すくう」動作をさりげなく誘導し、不便さを解消します。

側面に凹凸をつけたことで滑りにくく扱いやすくなっています。

「すくいやすさ」を第一の特徴としながらも、日常のシーンでのほかの食器との調和を心がけ、機能的でありながら視覚的にも美しい造形になりました。

だれもが使いやすい器をデザイン提起する「COMMO」シリーズが、ご評価をいただきましたこと大変ありがたく光栄に存じます。
今後も多様なニーズに応え得る、健やかな食生活の一助となる製品づくりに努めてまいります。

※最新の製品情報は白山陶器の直営店「HAKUSAN SHOP」のWEBサイトをご覧ください。
「HAKUSAN SHOP」のWEBサイトはこちら(外部リンク)

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