デザインや製法を変えず1958年から生産しているロングセラーのしょうゆさし。使いやすさから素直に導きだされた造形はシンプルかつモダンで現代においても色あせません。

丸味をおびた親しみやすいかたちに伝統技法の「呉須濃（だ）み」を用い、家紋の「ねじり梅」を描いています。古典的な紋様を伝統技法と大胆なアレンジにより、モダンなフォルムと見事に融合させました。

本体と取手が一体となった丸みのあるカップは反った縁が口あたりよく、軽やかな持ち心地です。シンプルながら洗練された雰囲気があり、1969年の発売以来、高い人気を誇るロングセラーアイテムです。

皿から鉢、丼や茶器まで豊富なラインアップから用途に応じて選べる定番の「白磁千段」シリーズ。幾重にも施された千段彫が深みのある白磁の表情を引き出し、縁錆が器全体を引きしめています。

重なりがよく収納性にすぐれたボールと皿はマルチに活躍し、クラフト感あふれる健康的な美しさが魅力。白磁に映るおおらかな呉須がモダンな風合いで、食卓に活気が生まれます。

量産品でありながら縁のゆらぎを残すことで貝殻のような個性が生まれました。一つひとつ異なる表情はどこかあたたかみを感じさせます。1983年にはバレンシア国際工業デザイン展にてグランプリを受賞し人気を博しました。

密度を変えたツートーンに見えるペン画タッチの青い縞模様は、フレッシュでその魅力はいまも変わらず健在です。四方に向かって緩やかに沿ったフォルムは、ほどよい深みがあり多彩なメニューに対応します。

食べる楽しさ、選ぶ楽しさを提案する、やや大ぶりの平茶わんは、飯碗としてだけではなく、小鉢やデザートボールなど多用途に使えます。手描きによる多彩な図柄からお気に入りをお選びいただけます。

日常使いに適した安定感のある形状の「ティー土瓶」と、蕎麦猪口や小鉢として多用途に使える「湯のみ猪口」はコンビネーションも良好。ベーシックで飽きがこないデザインは、「S-line」シリーズの原点となりました。

使い勝手を重視したニュートラルな形状に、パターンの楽しさが加わった「ブルーム」シリーズ。筆の特性を生かしたみずみずしいタッチで植物を手描きしました。深みのある鮮やかな瑠璃色が食卓に華やかさを添えます。

繊細なレリーフと伝統技法の ”ほたる手” による透過光が引き立て合い、視覚的にも楽しさを添えたカップはくつろぎの時間をエレガントに演出します。伝統技法を用いながら、形状や模様のアレンジをモダンでカジュアルに仕上げました。

自然に削られた石からイメージした、アシンメトリーな造形のプレートとはしおきのシリーズ。サイズごとに異なる輪郭のプレートは、置く方向によって見え方が変化し、動きとリズム感のあるテーブルコーディネートを叶えます。